鉄道分野へのMMS適用
アジア航測株式会社様
- 所在地
- 神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-2 新百合トウェンティワン
- URL
- https://www.ajiko.co.jp/
概要
当社は1954年の創立以来、最新鋭の航空機とセンサによる空間情報の収集・解析から活用方法まで、一貫した技術サービスの提供を通じ、安全・安心で豊かな社会を支える事を使命として歩み続け、現在は、空間情報コンサルタントとして、国土保全や社会インフラを構築・マネジメントする側面から幅広く事業を展開しています。
今回は道路分野で普及しているMMS(Mobile Mapping System)技術を鉄道分野に応用したサービスである、RaiLis®(Railway LiDAR inspection system:レイリス)を紹介いたします。
RaiLisはJR西日本様との共同開発成果を基に構築した鉄道MMS計測・解析・システムサービスのブランド名で、鉄道事業者向けに最先端の3次元空間情報計測・解析技術をご提供するサービスです。現地で行う調査・測定作業を効率化・高精度化することで、人口減少時代の鉄道事業が抱える様々な課題解決に貢献します。
サービス概要
① 3次元レーザ計測
トロ台車などに当社のMMS機材を搭載し、線路および周辺設備の3次元点群データを取得・提供します。軌道中心線からの断面測定や任意の位置への移動が可能な点群閲覧ビューアを合わせて提供しております。
② コンサルティング(解析サービス)
MMSで取得したデータをもとに建築限界支障検知やホーム限界測定解析結果の帳票、線路周辺図面などの成果を提供します。
③ システム構築
点群閲覧ビューアにお客様のご要望に合わせた機能を追加・開発することで、現地の調査・測定作業の一部が事務所のパソコン上で実施できます。また、測定結果を設備台帳へ反映・共有するシステムの構築もお手伝いします。
結果/導入メリット
RaiLisの導入により軌道データを中心に線路周辺の3次元情報を効率良く取得できます。さらには、線路内立入作業時間の短縮、省力化による保安度の向上、取得した3次元点群データによる机上での現場状況把握、設計・発注・設備維持管理・保守への活用など、高品質で効率的な運用業務を行うことができます。
なお、MMSの位置情報を解析するにあたりジェノバの後処理データサービスを利用しております。システムを介して後処理データ連携をしているため、迅速かつ適切に電子基準点情報を取得し解析することができます。
Contact
お問い合わせ-
まずはお気軽にご相談ください
-
お申込みはこちら