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高精度GNSS補正情報配信サービス

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技術情報

日本の地殻変動を考慮した特許技術

地殻変動が引き起すネットワーク型配信サービスの問題点

電子基準点成果は、測地成果2011として元期に計算され、地震や火山活動による大幅な地殻変動以外(定常的な地殻変動等)では、成果の改定は行われません。この事から、ネットワーク型配信サービスでは次のような問題が生じます。

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問題点1. 測位結果の大きなバラツキが発生する
ネットワーク型配信サービスで高精度に推定計算をするには、使用する電子基準点の環閉合差を1cm以下にする必要があります。このため、電子基準点成果で推定計算をすると地殻変動誤差が消去できず配信データが劣化します。その結果、「測位結果のバラツキが大きい」、「初期化に時間が掛かる」などの弊害が発生します。

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問題点2. 測位の再現性が乏しい
ネットワーク型配信サービスでは、約50Km 間隔の電子基準点の観測データを解析してデータ配信を行います。測位結果は、測位する位置に一番近い解析に使用した電子基準点の設定座標に依存します。電子基準点のメンテナンスや近くの樹木の成長で、電子基準点の衛星捕捉が悪くなった場合等、使用する電子基準点を変更しますが、一様でない地殻変動により電子基準点同士の成果に不整合が存在しますので、測位結果が変わり、測位の再現性に問題が生じます。

仮想基準点の補正方法及び測量方法(特許第5832050号)

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特許概要
複数の大陸プレート上に位置する日本では一様でない地殻変動が日々起きています。しかし、そのたびに測量の基準となる基準点の成果値を変更していたのでは、これをベースに作成されている地図情報に混乱を来たす結果となりますので妥当では有りません。
このため、国土交通省国土地理院が公表している電子基準点の成果は定常的な日々の地殻変動を考慮しないことにしています。
しかし、実際のGNSS観測による電子基準点の座標値は地殻変動により変化します。ジェノバが特許を取得した「測量システム」は、電子基準点データがリアルタイムに取得できることに着眼し、GNSS測量・測位による結果を測量作業者の近傍にある電子基準点の成果値に整合するような補正情報配信を行う技術です。

JENOBA方式配信サービスによる主な効果

地殻変動を考慮した高品質データ配信

ジェノバで計算した電子基準点の理想空間座標を使用して推定計算することから高品質の配信データを生成し提供します。その結果、バラツキの少ない高精度の測位が可能です。

最寄の電子基準点成果に整合

全ての電子基準点から観測場所の最寄の電子基準点3点を自動選定し、この成果(測地成果2011)に整合するデータ配信を行ないます。その結果、最寄の電子基準点を与点としたGNSSスタティック法と合致する測位結果となり、測位の再現性が高くなります。

このデータ配信に当っては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子基準点成果を使用した。
(承認番号 平27情使、第1125号)

測量業務に適した配信「GNSSメーカーとの技術提携」

仮想基準点の座標指定や変更機能など、継続作業や点検作業に最適な利用環境をGNSSメーカーと共同で開発・検証しています。

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