台帳整備事業に伴うネットワーク型RTK・ ネットワーク型スタティック方式事例

有限会社 エヌ・エム調査設計 様

所在地
福井県福井市

作業概要

ネットワーク型RTK方式・ネットワーク型スタティック方式の2種類を用いて基準点を30点設置しました。当初は、通常の観測(静止測量)を予定していましたが、現地の地形状態や設置範囲が広範囲であった為、 発注者との協議の上、ジェノバ提供サービスのネットワーク型RTKの使用許可を得ました。また、山間地の地域事情から上空視界や携帯電話エリア外の場所にも15点ほどあった為、 そのような場所に関しては、ネットワーク型スタティック方式を使用して基準点を設置しました。

結果/導入メリット

2005年2月にGPSを購入し、ネットワーク型RTK方式はいろんな業務で利用してきましたが、1人で基準点を設置できる便利さは、社員全員が実感しています。作業規程に載っていないネットワーク型スタティックに関しましては、今回初めて業務に取り入れました。結果、やはり三角点に行かなくても良いのが一番のメリットだと感じました。今後、地形測量・応用測量でも使用し、ネットワーク型GPSの活動時間を増やしていきたいと考えてます。また、同じ観測をすべてのGPS観測法で観測し、HPなどでの精度検証を行い、精度の良さを実感し、いろんな業務で提案・活用したいと思います。

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