阪神高速 基準点 ネットワーク型スタティック測量事例

株式会社サンヨーナイスコーポレーション 様

所在地
(本社)大阪府東大阪市 (営業所)神戸・滋賀・奈良・三重・和歌山・京都

作業概要

阪神高速道路の「神戸線、守口線、池田線、湾岸線、大阪西宮線」の基準点測量(総点数約495点)の上級基準点(2級相当。約95点)の発注(ネットワーク型GPS方式等)に対して、先ずネットワーク型RTKとネットワーク型スタティックの精度検証を実施。(電子基準点を与点とした静止測量との比較)※下表参照。
共に要求精度を満たす結果であったが、現場状況等を考慮してネットワーク型スタティック測量を提案、承認を得る。実測作業は、1周波受信機5台を使用。現場で新点観測を行い、与点観測データ(ネットワーク型スタティック)は事務所に帰って直ぐにジェノバのホームページよりダウンロード。後は、従来のスタティック法と同じ方法で、仮定・実用網の三次元網平均計算から座標値を決定する。

観測中写真
スタティック観測図(守口線)

結果/導入メリット

ネットワーク型GPSはすごい!従来のスタティック測量と比較して50%以下の作業短縮に繋がった。やはり、踏査・選点、使用承諾から実測(伐採やポール設置)に至るまで、既知点の作業が全て不要になることは大きと感じられる。また、所有する全ての受信機を新点のみに使え、それも1周波で良いことからコストも大幅にダウンすることができた。現在は、主に遺跡発掘調査に伴う基準点測量等にネットワーク型GPSを利用している。今後も色んな作業にどんどん利用したい。

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