UAVによるネットワーク型RTK-GNSSを利⽤した⼟量計測の活⽤事例

市川工務店 様

所在地
岐阜県岐阜市
URL
http://www.ic-group.co.jp

概要

RTK搭載ドローン(DJI社︓Phantom4 RTK)とネットワーク型RTK-GNSSを⽤いて、約257,000㎡ある敷地の造成⼯事で毎⽉の⼟量変化量の確認を⾏う

作業概要

作業手順は下記の通りとなる

①敷地周囲を確認し、電線等にUAVが衝突しないよう⾶⾏計画を作成 (今回の計測では、敷地が広大なため、バッテリー等を考慮し、3フライトに分割)

②事前に計画した⾶⾏ルートをUAVが⾃動で⾶⾏し、写真測量を⾏う

計画飛行画面

③測量データをMetashape(写真測量処理・3D空間データ⽣成ソフト)に取り込み、点群データを⽣成する

点群生成画面(Metashape)

④⽣成した点群データをTREND-POINT(点群データ処理ソフト)に取り込み、3D設計データ・先⽉の点群データと⽐較し、⼟量変化量を算出する

土量算出画面(TREND-POINT)

結果/導入メリット

Metashape、TREND-POINTを使⽤し、毎⽉の⼟の移動量の確認とオルソ画像を作成することで、⼯事全体の進捗状況の把握がスムーズにできた。

広大な場所をトータルステーション等の測量で⼟量を算出するのは現実的ではないため、RTK搭載UAVを活⽤することで大幅な作業時間の短縮が図れた。

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