UAV測量及び工事測量に伴うネットワーク型RTK活用事例

株式会社 セトウチ 様

所在地
広島県竹原市東野町158-3
URL
https://kk-setouchi.co.jp/

概要

 株式会社セトウチでは早い時期よりスタティックでの基準点測量や三角点の測量を数多く実施し、GNSSのノウハウを多く蓄積してきた建設コンサルタントです。

 また、i-Constructionが始まる前から、数多くの現場で3D測量を行ってきました。UAVグリーンレーザ測量、マルチビーム測深、地上型レーザ測量なども経験や実績が豊富にございます。
このような経験・実績を活かし、多用途化したお客様のニーズに最適な測量技術をご提案いたします。


 今回はネットワーク型RTKの活用事例についてご紹介いたします。

作業概要

 ネットワーク型RTKは、工事の起工測量、出来形計測への対応や災害時の応急対応での基準点設置、民間企業の小規模な計測など用途に応じた活用を行っております。
 利用にあたって工事測量などでは、既設基準点とネットワーク型RTK測位との整合性の確認を行います。
 またGNSS測量器だけでの利用ではなくUAVと組み合わせて利用することで、大きく作業の効率化が図れます。

結果/導入メリット

 UAV写真測量ではネットワーク型RTK搭載のUAVの活用により標定点の設置作業削減など大幅な作業時間の短縮ができます、概ねネットワーク型RTKを使用しない場合に比べて、概算ですが作業量は約7割減少と見立てております。
 また、UAVレーザ測量においてはRTK機能が搭載していない機体が多く、調整用基準点の設置や検証点の設置が必要ですが、設置するにあたりネットワーク型RTK(GNSS測量器による測位)を利用することにより効率的に作業が可能となり、従前のTSやネットワークRTKを使わない方法に比べ、こちらも概算ですが作業量が約7割減少と見立てております。

 基準局設置を行わない点が、作業量削減に最も効果的なのではないでしょうか。

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