ネットワーク型RTKサービスを活用した森林資源量調査

KDDI 様、国際航業 様

概要

林業において、樹高や立木数調査などの森林資源量調査は、現状は森林に人が立ち入り、直接計測などにより実施されています。森林資源量調査をドローンで撮影した空撮画像を分析することで計測することができ、林業における調査の業務効率化が期待できます。

兵庫県と神戸市が連携して進めている「ドローン先行的利活用事業」のうち、「ドローンを用いたレベル3飛行による森林資源量調査の実施」をKDDI様と国際航業様が共同で実証を行いました。

レベル3飛行は無人地帯での補助者なし目視外飛行となり、従前の目視内飛行に比べ操縦者が現地に赴く必要もなくなり、さらなる効率化が図れます。

<本実証実験のイメージ>

作業概要

ドローンのレベル3飛行を実施するにおいて、ネットワーク型RTKを活用し、以下2点を検証しました。
(1)ドローンを用いた空撮調査の優位性(安定性、効率化、高精度化)
(2)レベル3飛行による遠隔地調査の効果

結果/導入メリット

兵庫県庁(神戸市)から約70km離れた宍粟市のドローンを遠隔操作し、同市の森林をネットワーク型RTKサービスを活用した位置精度が高い画像で撮影することで、森林資源解析用データの効率的な作成に寄与することを確認しました。

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