ネットワーク型RTK法による単点観測に基づき行う登記多角点測量/写真測量/レーザースキャナー

吉田光宏土地家屋調査士事務所

所在地
熊本県菊池郡大津町大津1095番地
URL
https://www.tochi-kaoku-chousashi.com/company/11330/

概要

当事務所は土地分筆登記、建物登記をはじめ、ドローンを用いた境界調査、レーザースキャナーを用いた敷地調査など最新機器を活用した調査も行っております。

VRS方式(ネットワーク型RTK-GNSS測位)につきましても、熊本県土地家屋調査士会では地積測量図作成時の利用など早くから取り組みを行っております。

作業概要

単点観測法の利用につきまして、私の業務エリアにおいてはこれまでも熊本地震後に設置された「被災地域境界基本三角点」を用いた点検で充分な精度を確認できていましたが、

この度の単点観測法のマニュアル運用開始に伴い、座標指定による仮想基準点設置や国家基準点を用いた点検などにより、公共座標の成果としてお墨付きを頂けるものとなりました。

結果/導入メリット

平成28年の熊本地震は相当なエネルギーが地面を動かしました。私の居住地でも北東に約1.2mの移動です。
当然ながら一定期間熊本地方の電子基準点は運用が停止され、ネットワーク型RTKを実施できなくなるかと思われましたが、地震発生当初もVRSの利点である周辺の電子基準点(福岡、大分、宮崎県など)を用いた補正情報が自動的に配信され当観測方法が継続出来たのには感謝しております。

また、その他測量においてもネットワーク型RTKは有用です。
写真測量におけるRTK機能搭載のドローン導入に際してもジェノバさんとの契約がそのまま使え、
高精度な写真測量が簡単に出来るようになりました。

また、写真測量やレーザースキャナーの標定点・検証点の設置観測も容易であり、ジェノバさんの高精度GNSS補正情報配信サービスは当事務所にとって欠かせない物となっております。

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