無人バックホウ遠隔操作への活用

国土交通省 中国地方整備局 中国技術事務所

所在地
広島県広島市安芸区船越南2丁目8番1号
URL
https://www.cgr.mlit.go.jp/ctc/

概要

国土交通省中国地方整備局中国技術事務所は、中国地方のニーズに密着した「防災機動拠点」「技術イノベーション・マネジメント」「人材育成」を柱に事業を行っております。

柱の一つである「人材育成」としては、中国インフラDXセンターを整備しており、インフラ整備・管理や公共サービスを行う現場における生産性向上や働き方改革を推進するため、デジタル技術を活用した調査・計画・設計や施工管理、監督検査などに対応できる人材を育成する施設として、インフラ分野におけるDXが体験できます。(体験内容の詳細や申込はこちらからお願いします。)

DX体験の一つとして、ICTバックホウを用いた無人化施工体験を実施しています。このICTバックホウには、ジェノバのネットワーク型RTK(VRS)を使用しています。

作業概要

バックホウにはICT施工用のマシンガイダンスシステム(以下、「MG」)が搭載されています。当MGはネットワーク型RTK(VRS)を使用することで、GNSS基地局等を設置することなく、準備を簡単に行えます。

体験ではバックホウに搭載しているカメラや現場の俯瞰カメラの映像、MGモニターを見ながら、遠隔操縦用無線送信機による操作を行っており、説明者によるデモンストレーションの他、バックホウ運転資格保有者の方は実機の操作を体験いただけます。

結果/導入メリット

中国技術事務所 中国インフラDXセンターではDX体験等を通じて、インフラ分野でのデジタル技術の活用やトランスフォーメーションを推進し、建設現場の生産性向上や建設業界の働き方改革に取り組んでいきます。
ここではネットワーク型RTK(VRS)を使用した「ICTバックホウを用いた無人化施工体験」を紹介しましたが、他にも体験メニューを準備しております。詳細は中国技術事務所HPをご覧下さい。

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