日本初、高精度位置情報を活用した運賃計算システムの実証実験開始

株式会社ジェノバ（本社:東京都千代田区、代表取締役社長:河野 芳道)、KDDI株式会社（本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋 誠)、徳島バス株式会社（本社:徳島県徳島市、取締役社長:金原 克也)、株式会社アクアビットスパイラルズ（本社:東京都港区、代表取締役CEO:萩原 智啓）は、日本で初めて（注１）高精度GNSS測位によりバスの位置情報から運賃を自動計算し、近距離無線通信（以下 NFC）プレートへスマートフォンをかざして区間精算を行う実証実験(以下 本実証実験)を開始します。
詳しくは以下PDFをご覧ください。

（注１）高精度GNSS測位によりバスの位置情報から運賃を自動計算すること。2021年10月15日現在、KDDI、ジェノバ調べ。

徳島県内の距離区間制（注2）を採用するバスの運賃支払いは、整理券方式（注3）による現金支払いや回数券で行われています。外国人観光客が左記支払い方式に馴染めないことや、アフターコロナを見据えた非接触化への対応は喫緊の課題となっております。
また、課題対応のため交通系ＩＣカードの導入が見込まれますが、初期導入や維持コストが多く発生します。

そこで、スマートフォンをＮＦＣプレートにかざす、ＱＲコードを読み込むことで位置情報を取得し、バス運賃の計算と支払いを行います。

今後も高品質な位置情報の提供により、社会課題への取組を推進してまいります。

（注2）一定の距離を基準として区間を定め、乗車区間に応じた運賃を算出する制度で、乗車距離に応じて階段状に運賃が変化する。
（注3）お客さまが乗車時に整理券を取得し、降車時に整理券番号を照合し、示された運賃を現金で運賃箱に投入する決済方式

参考資料

• KDDIプレスリリース全文

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