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ジェノバからのお知らせ

PPP-RTK SSR試験配信を開始

2019年01月07日

Local ApplicationsとGlobal Applicationsを統合させたPPP-RTK(精密単独測位)の新しい技術SSRは今後の高精度測位に大きな変革をもたらすものです。ジェノバはこの最新技術の中核を担うSSRの地上配信をいち早くお届けします。

配信スケジュール

受付開始日

 2019年1月7日(月曜日)より

配信開始日

 お申込みの状況に応じて要相談

配信期間

 約1ヶ月程度

ご利用方法

機材について

SSRを解析できるツール(ソフト)

ドイツGEO++社製の「GNSMART」は、SSRの入力とGNSS受信機の観測データ(RTCM形式など)を同時に取り込むことでPPP-RTK解析処理が行えます。尚、SSR入力データはOSRに変換して出力することも可能です。

試験配信に必要な物

GNSS受信機、SSRデータ受信機材、解析処理ツールが必要になります。
ご使用中のGNSS機材の対応につきましては、ご購入元までお問い合わせください。

  • GNSS受信機及びアンテナ1セット
  • SSR受信機材(Ntripクライアントツール、PC、携帯電話など)
  • SSR2OSR及びPPP-RTK処理ツール(GNSMARTなど)

※SSRから変換したOSRを仮想基準点として利用することは可能だと考えられますが、精度劣化も考えられますので、通常の仮想点RTKデータのご利用をお勧めします。

配信エリア

 日本全国(一部離島を除く)
 ※試験時のエリアは限定的になります。

ご注意事項

  • SSRデータによる測位結果は公共測量に使用できません。
  • SSRデータの複製は禁止させていただきます。
  • SSRデータは現在RTCM形式になりますが、今後更に品質向上を目的として変更する可能性もございます。

料金とお申し込み方法

 弊社までお問い合わせ下さい。

お問い合わせ先

ジェノバ担当部署:営業部
お問い合わせフォーム

FAQ

Q1.SSRとは?

A1. SSRはState Space Representation(状態空間表現)の略語になり、 RTCMで規格化されたデータになります。今後さらに増加が考えられる信号と衛星システムへの対応を目的として開発されました。
SSRデータは「衛星クロック誤差」「衛星軌道誤差」「衛星信号バイアス」などに対する補正情報が含まれており、複数のCORS(電子基準点)データをリアルタイムにネットワーク解析することで生成する事ができます。
利用者側は受信したSSRをOSR(Observation State Representation:観測空間表現)の疑似観測データに変換することでRTK機能を利用したPPP-RTK測位(精密単独測位型RTK)が可能になります。
PPP-RTKのメリットは基準点が不要で且つ、短時間でセンチメータ級の測位精度が得られることです。

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Q2.SSRと従来の仮想点方式の違いは?

A2. 一般的なSSRと従来の仮想点方式の違いは以下の通りです。

項目 SSR 仮想点方式
配信データ ネットワーク CORS(電子基準点など) CORS(電子基準点など)
データ生成 「衛星クロック誤差」「衛星軌道誤差」「衛星信号バイアス」「電離層伝搬遅延」「対流圏伝搬遅延」などモデル化して推定する。 周辺の電子基準点で得られた観測量(各種の誤差源からの影響を含んでいる)を内挿することで仮想点での観測量を生成する。
データ品質 CORSの空間密度やデータの時間間隔等により精度が大きく影響する。 内挿を行う為、CORSの配置密度が最終的な測位結果の精度に影響する。
利用者 測位方式 PPP、PPP-AR、PPP-RTK ネットワーク型RTK(VRSなど)
解析方法 SSRをローバーで観測した信号に対しての補正量のセットとして表現されたOSRに変換することで、精密単独測位を行う。 仮想点とローバーで得られた観測量と差分を取って相対測位による高精度測位を行う。
メリット 片方向通信(放送型など) 誤差量そのものを推定する手順が不要。また通常のRTKと同じ受信機、通信機器で観測が可能。

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Q3.PPPとは?

A3. Precise Point Positioning (精密単独測位)の略語になります。衛星などから配信さる衛星システムの「精密軌道暦」「クロック情報」等のデータを使用した測位方法でRTKなどの基準局を用いた相対測位とは異なり、単独で測位することが可能です。また、搬送波位相を使用することから疑似距離を使用した単独測位に比べると高精度測位を実現できます。

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Q4.PPP-RTKとは?

A4. Precise Point Positioning RTK(精密単独測位型RTK)の略語になります。配信事業者などから提供さる衛星システムのSSR(「精密軌道暦」「クロック情報」「電離層情報」等)のデータをOSR(Observation State Representation:観測空間表現)に変換することでRTK測位が可能になります。

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Q5.CLASとは?

A5. 準天頂衛星のL6帯(L6D)で配信される測位補強信号。Centimeter Level Augmentation Service (センチメーター級補強信号)の略語になります。電子基準点情報からSSRの方式により高精度測位用の補強情報を生成し、準天頂衛星経由で送信するために独自の圧縮方式をとって送信しています。受信したCLAS信号を解読してPPP-RTK方式により高精度測位を行います。補強信号の生成に日本国内の電子基準点を用いているため、利用可能範囲は日本国内とその近傍に限られます。

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Q6.ジェノバのSSR試験配信とCLASとの違いは?

A6. CLASとの主な違いは以下の通りです。

項目 JENOBA SSR配信 CLAS
配信機関 JENOBA QSS(準天頂衛星システムサービス(株))
配信方法 インターネット経由 準天頂衛星(L6信号)
主なデータ 衛星のクロック, 軌道情報, 電離層・対流圏遅延情報など※1 衛星のクロック, 軌道情報, 電離層・対流圏遅延情報など
配信形式 RTCM3.2(SSR) RTCM3.2(CompactSSR)
配信タイプ TYPE1057, 1230, 1264, 1265, 1266, 4090, 1019, 1020など TYPE4073
使用基準局(密度) 電子基準点(30~50km) 電子基準点(非公開)
測位方法 PPP及びPPP-RTK※2 PPP及びPPP-RTK※2
測位座標 今期座標※3 今期座標
測位精度 参照:PPP-RTK測位精度実験(キネマティック) H:6cm V12cm(95%)
※1.補正対象はGPS、GLONASSになります。(QZSS、Galileoは今後対応予定)尚、当面の配信データには電離層・対流圏遅延情報は含まれません。
※2.PPP-RTKの場合、SSR2OSR処理が必要になります。

PPP-RTK測位精度実験(キネマティック)

弊社屋上(オープンスカイ)の定点観測結果になります。
(屋上設置のGNSS受信機のとSSR解析ソフト「GNSMART」を使用)
高さ方向は±10cm程の波が発生しましたが、水平は概ね良好な結果が得られました。

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このお知らせの記載内容は、発表日現在のものです。内容についてはその後予告無しに変更されることがあります。あらかじめご了承下さい。

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